HPVワクチンのすすめ (女子: 定期接種・男子: 任意接種)
2026年04月10日

HPVワクチンのすすめ (女子: 定期接種・男子: 任意接種)

対象: 小学6年生~高校1年生(17歳未満)

 

日本では年間約10,000人の女性が新たに子宮頸がんと診断され(人口10万あたりの罹患率は16.6 人)1、年間約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています(人口10万あたりの死亡率は4.4 人)2。HPVワクチンは、この子宮頚がんを予防する為のワクチンです。スエーデンからの報告では非接種者の発生例数が人口10万あたり47.0人であったのに対し、接種者は3.6人まで抑えられていました。更に17歳までにHPVワクチンを接種した女性では0.46人にまで抑えられ3、積極的勧奨が求められるようになりました。接種の対象者は小学6年生の4月1日から高校1年生相当の3月31日まで(17歳未満)になりますが、特に男女共に15歳になるまでに1回接種することで、合計2回の接種で完了できるというメリットがあります。15歳を超えてしまうと、合計3回接種が必要となります。是非、HPVワクチンを接種頂き子宮頸がんを予防するようお願いします。なお、男子(任意接種)については、お住まいの区で補助が受けられますのでご確認ください。

  1. 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録) 全国がん罹患データ(2016年~2021年)
  2. 国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(人口動態統計)全国がん死亡データ(1958年~2023年)
  3. Lei J et al. N Engl J Med. 2020; 383: 1340-1348.